『なつぞら』もしくは『ブルーウォーター』

みなさん。


NHKの『なつぞら』見てますか? なんだかアニメ関連ということでひとまず見始めましたが、挫折しました。毎日は無理。週1にしてくれ…。


このドラマ、ストーリーとかはまぁどうでも良いとして、見ていて気になるのが、内村光良のナレーションです。といってもウッチャンに思うところがあるわけではありません。


朝ドラに慣れてないので、普通の人はこんなものと思っているのかも知れませんが、ナレーションが入るたびに「おまえいきなり誰やねん」と思っちゃうんです。


ナレーションが状況の説明とか「頑張れ、なつ!」とかなんかコメントを入れてくるんですが、本当に「誰?」と思います。視聴者の心の代弁者なのでしょうか。それいるか?と。
さらにときには「なつ」の心内語で状況の説明がされることもあるので、なんだか劇中に登場人物が直接発話していない声が溢れていてカオスです。朝ドラとはこんなものなのですかね。


思わず『まつぞら』からはじめましたが、今回書きたかったのは同じNHKでも過去作『ふしぎの海のナディア』です。


1990年放映開始なので、当時私は8歳くらいですかね。
すごく好きでしたが親にあまり見せてもらえませんでした。少年少女の淡い恋的な、甘酸っぱい印象とともに思い出に残っているアニメです。


で、OPテーマの『ブルーウォーター』も名曲だと思います。とても爽やかであり、気分が盛り上がる、耳に残り、OPのアニメーションもあいまって名作OPの一つに数えて良いと思います。


いまだに何かふとした弾みにこの曲が頭に流れるのですが(仕事中にふと湧いてきたので今これを書いている)、よく考えるとこの曲の歌詞、意味を汲み取るのがすごく難しいんです。


●Aメロ
弱気な人はキライ 青空裏切らない
夢見る前に私 飛んで行きたい
●Bメロ
心のオルゴールが 開いてく響いてく
少しずつのしあわせ 勇気も奏で出すの
●サビ
今君の目に いっぱいの未来
言葉は 永遠のシグナル
Don't forget to try in mind
愛はジュエルより
すべてを輝かす


Aメロはまぁ、女の子のポエム的な感じですかね。
「弱気な人はキライ」と「青空裏切らない」の文のつながりが良く分かりませんが。深読みすると、「弱気な人」に裏切られた過去があり、青空しか信頼できないほど傷ついているのでしょうか。ただし、青空が裏切らないという根拠はわかりません。


「夢見る前に私 飛んで行きたい」も意味不明です。
夢見る前に飛ぶとは、、、いやいや、どうがんばっても解釈不能です。まだ「芋掘る前に私飛んで行きたい」としてくれた方が解釈ができそうです。


まぁ意味は分かりませんが、Aメロは変な子のポエムということで、片づけても良いでしょう。


で、Bメロ。「心のオルゴールが 開いてく響いてく」と、何かイメージを喚起させる描写が入って来ます。意味不明の「私」のポエムから、ナレーションの担当に交代したのでしょうか。
相変わらず「心のオルゴール」は何か分かりませんが何かの隠喩なのでしょう。心のオルゴールが開いて響くことで幸せや勇気を貰えると。はい。


ここまでをまとめると、Aメロが「私」のポエム、Bメロは心のオルゴールの説明になると。なんにせ全体の意味は不明ですが。
 

そして、サビ。「君の目に」と出てきますが、君って誰やねんとなります。流れ的にはAメロの「私」なのかなと思うんですがね。そうすると、ここで第三の人物が登場ですよ。その人が「私」に向けて格言らしきことを述べて、励ましている感じでしょうか? 

感覚的にはこの「ナディア」を見る視聴者に「君」と呼びかけているようにも感じますが、そうするとAメロの内容がますます意味不明になってきます。


とまぁそんな感じで、文ごとの繋がりもよくわからないし、視点がころころ変わるので二重に意味不明なので、何を考えて作ったん?と思わせる、名曲なのでした。


はてなダイアリーが、はてなブログに強制的に移行されたので、何か適当に書いてみました。